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ボディの整形の続きです。

あらかた鬼ヤスリで垂直出しが済んだので、サイドの面均し作業中であります。使用工具は60番ロールペーパー。

購入したままのロール状になっているものをそのまま使用しています。あ、コレが結構便利なんですよ(w  下の180番のロールとは異なり裏面に糊は塗布されていないので、はがれてこないようにメンディングテープでとめておきます。

で、続いて180番のロールペーパーです。これがまた便利です。裏面に糊が塗布されているので本来なら、平滑な面に貼り付けて面だしするのに使用するべきなんですが、細かい部分のヤスリがけにはこのまま使用でかなり便利です。
はい、そんなこんなで全て修正完了しました。

綺麗にサイドは垂直の面だしができました。

……これ切り出しがバンドソーなら半分以下の時間でおわってしまうことなんだよなぁ… ハ ァ、まさに

時(と工具)は金なり

んで、ボディ作業は一旦終わって、ネックの作業に移ります。

閑話休題

Uranusを作ってもらったということで、家でも大アンプのシミュレートで弾きたいと考えまして、最近出たばかりのマルチエフェクターのZOOM B2.1uを買ってみました。

コレいいです! 有名どころのアンプ+キャビネットがほぼ全て網羅されているばかりか、ベースの歪み系で有名なSunsDriver等のエミュレートもしてくれます!! 使用感というかペダルのレスポンスもかなり早く、他のコンパクトと比べても遜色のないモノだと思います。さらにはリズムマシーン・チューナー内蔵、おまけにペダル付きの1uにはUSBアウト(PC接続で簡易DTM-Cubassついてます-に早変わり)

そして、値段。これで15000円(財布に優しかったです

指板です(”w”

まだどちらを使うか未定なんですが、恐らくウェンジを使います。製図は直接書き込んでいる模様。

ネックのバーズアイメイプルですグレードが低いので、全然鳥の目がでていません。裏側(つまり、仕上げた後に見える側にはまぁそこそこ出ています)

で、当然3:3のヘッドが切り出されている方がこのギターのモノになります。

ロッドを入れるためのザグリをルーターで行うために製図を直接行いました。
今回入れるロッドはマーティンスタイルというU字型のアルミチャンネルの中にトラストロッドが入っているモノです。でも、入れ方が分かりません…普通のトラストロッドなら止める部分(根本と頭)に少し細工が要りますが、こいつには止めるような部分はなく一直線であります。ザグったあとどうやって埋め込むんだ、コレ? ……ちょっとお兄様教えてくんろ。

 兄「ん、そのまま埋め込めばいいやん」
 私「へ? 上から
スポーンとぬけたりしないんか?
 兄「ドアホw 
抜けるほど緩くザグるんかい、それに普通はU字の上の部分が指板面を直接接着とかするんだよ。某J社なんて接着もしてないわい、それどころか共振押さえるためにスポンジを上にひいているくらいだ」
 私「ああ、なるほど
キツキツにザグった上で、2液接着剤でとめればいいわけね」
 兄「まぁそういうわけだ」

指板です。カーリーもウェンジも片側の耳と頭・おしりを落としました。

あとは念のためスケールで確認しながらフレットの溝切りです。これも失敗が許されないので、休日に気合いを載せて作業予定です。

固かった…殺人ルーターは相変わらず暴れん坊
ちょっとガコガコになってしまいましたが…きっちりトラストロッドが埋まりました。一応、心配だったので、U字チャンネル部分は12ミリ弱(木槌で打ち込まなければしっかりはまらない程度・抜く際もドライバーでテコの原理を使わないと抜けません)、レンチ部分は10ミリになっています。深さもトラストロッド12ミリに対し14ミリの深さを取り、念のため上蓋を作って接着する仕様にしました。

一応ロッドがヘッドから少し見えている、オールドスタイルを目指しております(笑

ロッドの見えている「穴」は彫刻刀で綺麗な半円になるように慎重に掘っていきました。なんせ、オールドスタイル…カバーなしですから。

ヘッド部分はルーターで掘り下げています。厚みが14ミリまで下げています…指板面との段差…失敗w

ん〜金パチ先生がやってきそうだよなぁっと涙目で眺めていましたが、金パチ先生やってきません。ん〜〜仕方ないので、指板が出来るまでココは放置w

最終的には一度段差を落としてブロック材で補修ということになりそうです。

教訓:横からも しっかり見よう 下書きは
教訓:怖くても しっかり持とう ルーターは

次は指板です。分からないことだらけで多分に手間取ってますが、長い目でみてやってください。
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